2025年度第7回「数理物質系学際セミナー」のご案内

2025.09.11

イベント

数理物質系学際セミナーの概要

数理物質系では、2022年10月より「数理物質系学際セミナー」を新たに開始しました。本セミナーは、系内の多様な研究内容を共有することで、学際・領域を超えた新しい研究の芽を育てることを目的としています。

 

今年度からは、ランチョンセミナー形式で開催します。軽食を取りながら、リラックスした雰囲気で研究交流を図ることを目指しています。

お茶やソフトドリンクをご用意していますので、お弁当などはご自身でご持参ください。研究内容に限らず、ちょっとした話題でも構いません。気軽に参加できるオープンな雰囲気を大切にしていますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

 

2025年度第7回数理物質系学際セミナーのご案内

 

開催日時

2025年10月20日(月) 11:35開始12:10終了(35分間)

 

プログラム

 

講演者:藤森 利彦 教授(物理工学域)

司会:ジョン サムエル 特任助教(物理工学域)

タイトル:カーボンナノチューブ: ナノからマクロ集積化による応用展開

Carbon nanotubes: From nano to macroscopic assembly for future application

 

カーボンナノチューブ(CNT)は炭素原子が強固なsp2結合で連結した、直径がナノメートル・オーダーの円筒状物質です。単一のCNTは従来材料を凌駕する優れた電気的・機械的特性を示すことが知られています。そのため、次世代軽量電線や構造材料等への応用が期待されています。しかし、マクロ・スケールのCNT集合体(シートやファイバーなど)では、単一CNTで期待される特性が十分に発揮されていないのが現状です。いかにしてCNTの優れた特性をCNT集合体で発現させるか?本セミナーでは、ナノスケールの「複合化」とマクロスケールの「集積化」をキーワードに、CNTのもつ“ナノスケールの空間“を活用した導電性硫黄の複合化とその薄膜体のアプリケーション例や次世代軽量電線を目指した高配向CNTファイバーの開発など、最近の取り組みについて紹介します。

 

実施方法と参加対象者

会場での講演をzoomで同時配信するハイブリッド方式で行います。参加費用は無料です。原則として、どなたでも参加できます。ただし、参加人数の上限を超えた場合には、参加をお断りする場合があります。

 

セミナー会場

総合研究棟B棟 112室(ハイブリッド配信あり)

 

お申し込み方法と締め切り

・数理物質系および関連センターの構成員(教員と学生など)

直接 (Garoon掲示板、TWINS、メール等で)案内とzoom リンクを通知しますので,登録なしで自由に参加することができます。

・系外および学外の参加希望者

Googleフォームで事前にお申し込み下さい。参加申し込みの締め切りは10月15日(水)です。お申し込みされた方には、10月17日(金)までに、登録メールアドレスにzoomの接続情報をお送りします。

Zoom参加の際の注意点

・名前表示を「所属 氏名」で設定してください

・セミナー開始10分前を目安に、参加用URLに接続してください

・基本的に参加者は、ビデオ=オフ、マイク=ミュートとしてください

お申し込み先

https://forms.gle/QN9TAvXxSevd7sy5A

お問合せ先(Zoomアクセスの際の不具合時など)

数理物質エリア支援室総務担当(担当:木内)

E-mail: suurisoumu(at)un.tsukuba.ac.jp

※ (at) は @ に置き換えて下さい

Tel:029-853-5621

関連資料

第7回学際セミナーポスター20251020

関連リンク

数理物質系学際セミナー