物理学学位プログラム

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タンデムミラー型プラズマ閉じ込め装置「ガンマ10」による超高温プラズマの核融合の研究

物理学学位プログラムでは、自然界の様々な条件下における物質とその変化を対象とし、それらが従う基本法則を解明するため、 素粒子、原子核、物性、宇宙、プラズマの物理学諸分野にわたる活発な研究と教育を行っています。 また、日本原子力研究開発機構、産業技術総合研究所、理化学研究所において、連携大学院方式の研究教育が行われています。

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超並列計算機の開発

本学位プログラムのカリキュラムは、系統的に編成されています。前期課程2年間では、基礎科目を履修して幅広く物理学の基礎を学ぶと同時に、 専門科目を履修して各自の専門分野における高度な知識を修得し、2年次に研究成果を修士論文としてまとめます。 後期課程3年間では、教員による密接な指導のもとに研究を行い、その成果を博士論文にまとめます。

本学位プログラムの特徴として、国際的な共同研究が多く推進されていることがあげられます。 学生も早い時期からそれに参加し、海外の研究施設に短期~中期滞在して研究を行うこともあります。 また、国際会議などでの成果発表も積極的に推奨されます。
こうして、自然科学の基礎である物理学を学び、独創性や応用力を身につけた修了生は、 大学・研究機関や企業の幅広い分野で研究者や高度な専門職業人として活躍しています。

前期課程修了要件

研究科共通基礎科目、専門基礎科目、専門科目から30単位以上(数理物質科学コロキウム1単位、物理学セミナー1単位、各自の専門の特別研究 12単位を含む)を修得し、修士論文を提出して合格すると、修士(理学)の学位を取得して、課程修了となります。優れた業績を上げたと認められた者は2年未満でも修了することができます。

後期課程修了要件

各自の専門の特別研究(計18単位)を修得し、博士論文を提出して合格すると、博士(理学)の学位を取得して、課程修了となります。優れた研究業績を上げたと認められた者は3年未満でも修了することができます。