大学院スタンダード
2019年度までの大学院スタンダードの参考情報です。
今年度版は近日公開予定になります。
数理物質科学研究科
新しい時代の要請に応えて、理学および工学分野の博士課程研究科の再編により生まれた本研究科では、近年益々その重要性を増している自然科学の基礎とその科学技術への応用について、広く高度な教育・研究の指導を行うことを目標としている。理学分野と工学分野の教員の協力により、時代や社会の変化に柔軟に対応できる広い視野をもち、また、基礎から応用までの広範な研究能力を備えた人材の養成を目指している。
数学専攻
代数学 ・幾何学 ・解析学 ・情報数学に、応用面を重視した数理科学を加えた5分野による教育体制で多様な人材養成を行う。 豊富な基礎科目授業に加え、丁寧な専門科目授業および親身な少人数制セミナーにより、現代数学の基礎から応用、最先端に至るまで幅広い視野が持てる様に教育する。各学年が終了する段階で研究計画や研究成果の発表会を実施し、教育の充実と研究の発展が一層促進する様にきめ細かな指導を行う。
物理学専攻
物理学専攻は、自然界の基本法則を解明するために、素粒子、原子核、物性、宇宙、プラズマにわたる物理学の分野について活発な教育と研究を行っている。大学院生は幅広く物理学の基礎を学び、各自の専門分野における高度な知識を習得し、教員による密接な指導の下に研究を遂行する。 このようにして、独創性と応用力のある研究者・高度専門職業人を養成することを目指している。
化学専攻
化学専攻は、無機・分析化学、物理化学、有機化学、境界領域化学の4つの大きな枠組みを設け、幅広い化学の分野に対応している教育・研究組織である。さまざまな化学物質の構造、性質および化学反応のメカニズムなどを分子レベルで実験的・理論的に解明する最先端の研究を通して、学生に化学物質の基礎から応用に至る化学の概念や高度な研究手法を教育し、幅広い視野で21世紀の社会の発展に寄与する人材の養成を目指している。
電子・物理工学専攻
基礎から専門まで広い範囲にわたって用意された授業科目を系統的に学習することにより充実した基礎学力の上に築かれた国際レベルで高い専門性を身につけることを目指している。また、複数指導教員制による研究指導、インターンシップや海外研究派遣などにより視野が広く深い洞察力、創造性豊かな能力を養う。
物性・分子工学専攻
基礎から応用まで、物質・材料を物理、化学、生物的視点に立って、研究する4の分野から構成されている。 これにより、社会的インパクトを持つ先端的材料・技術の開発、またその基礎となる学術的知見の蓄積など、幅広い総合的な視野で21世紀の社会の発展に寄与する人材の養成を目指している。
ナノサイエンス・ナノテクノロジー専攻
物理学、化学、応用物理学、物質科学等の幅広い理工学分野の内から、堅固な基礎学力のもとでナノサイエンスとナノテクノロジーといった科学の最先端を開拓することのできる優れた研究者及び多角的で柔軟な思考力を有する創造力豊かな高度専門職業人の養成を目指している。
物質・材料工学専攻
国内外の学会での研究発表や論文投稿の推進、必修科目である物質・材料工学セミナーでの研究計画と進捗状況の英語による報告、筑波大学および物質・材料研究機構で開催される各種セミナーやワークショップへの参加、物質・材料研究機構の第一線の研究者との交流や研究協力などを通じて、国際的に通用する自立した研究者および研究型専門職業人の養成を目指す。
筑波大学大学院スタンダード
(筑波大学HP)