社会人のための博士後期課程「早期修了プログラム」
「早期修了プログラム」は、⼀定の研究業績や能⼒を有する社会⼈を対象に、標準修業年限が3年である博⼠後期課程を『最短1年で修了し課程博⼠号を取得するプログラム』であり、“頑張る社会⼈”を⼤学として応援するものです。本プログラムでは社会⼈として積み重ねてきた研究実績を基にして、指導教員から論⽂作成の指導を受けて博⼠論⽂を完成させます。
本学の早期修了プログラムの詳細は下記ウェブサイトもご確認ください。
数理物質科学研究群で早期修了プログラムを希望する方は、以下の手続きを確認の上、申請してください。
【対象者】
数理物質科学研究群における研究領域と関連した研究業績を有する社会人で、早期修了により課程博士の取得を希望する者。
なお、適用には本研究群の大学院入学試験に合格した上で、所定の審査に合格する必要があります。
【申請要件】
学位プログラム・サブプログラムの申請要件は以下のとおりです。
学位プログラム・
サブプログラム |
査読付き学術論文 | 学会・研究会での口頭発表 |
数学学位プログラム | 論文2編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。1編は単著であること。) | 発表数は問わない |
物理学学位プログラム | 論文3編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。) | 発表数は問わない |
化学学位プログラム | 論文3編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。筆頭著者あるいは貢献度の高い論文に限る。) | 発表数は問わない |
応用理工学学位プログラム
電子・物理工学サブプログラム |
論文3編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。筆頭著者に限る。) | 発表数は問わない |
応用理工学学位プログラム
物性・分子工学サブプログラム |
論文3編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。筆頭著者に限る。) | 発表数は問わない |
応用理工学学位プログラム
NIMS連係物質・材料工学サブプログラム |
論文3編以上(国際学術誌に掲載済み、または掲載を認められたもの。筆頭著者に限る。) | 発表数は問わない |
【申請にあたって】
志望指導教員に受験の内諾を得る際、早期修了プログラムを希望する旨を申し出て、入学後の計画を含めて十分に話し合ってください。
入試では社会人特別選抜を選択してください。
大学院入試の詳細は下記のウェブサイトをご確認ください。
【申請方法】
以下の1)~4)の申請書類を作成の上、志望指導教員又は学位プログラムリーダー/学務委員に提出してください。審査は入試の合格発表後、入学手続き期限までに実施します。
(学位プログラムにより申請書類の提出を入試前に設定していることがあるので、事前に志望指導教員を通じて確認してください。)
3)早期修了プログラム達成度自己点検シート【履修生記入用】〔様式③〕
4)博士論文の構想(書式自由、A4判2~4枚程度、課題や関連分野の調査を含む)
【適用の可否】
申請書類を基に、必要に応じて面接を行い、早期修了プログラムの適用を審査します。
結果については、所定の審査が終了次第、学位プログラム・サブプログラムから通知します。
【入学後の流れ】
入学後は達成度評価を実施しながら1年での修了を目指していただきます。
単位の早期履修方法は学務委員及び指導教員にご相談ください。
1年で修了できなかった場合も、引き続き在学し、3年未満で修了することが可能です。
【問い合わせ先】
本プログラムについて質問がある場合は、下記の連絡先にご連絡ください。
筑波大学数理物質エリア支援室大学院教務
メールアドレス:jimu-pas#@#un.tsukuba.ac.jp 「#@#」を「@」に置き換えてください。