デュアルディグリー

数理物質科学研究群におけるデュアルディグリープログラムについて

デュアルディグリープログラムは、研究者または高度に専門的な業務の従事するために必要な能力や学識の修得を目指す博士後期課程学生に、専攻分野とは異なる関連する分野の学識を修得させるプログラムを提供し、深い専門性と広い学識に加えて高い適応力のある人材を育成することを目的とします。

この取扱いにおいて「デュアルディグリー」とは、本学大学院研究群の博士後期課程に在籍する大学院学生が、本学の博士前期課程、修士課程又は専門職学位課程(人文社会ビジネス科学学術院法曹専攻を除く。以下『博士前期課程』)にも所属し、それぞれの学位を取得することをいいます。

 

数理物質科学研究群の博士後期課程では、現在以下の学位プログラムにおいて計算物理学及び医工学分野に関するデュアルディグリープログラムを実施しています。(プログラムの詳細は、以下学位プログラムホームページにより参照願います。)

 

博士後期課程の学位プログラム 博士前期課程の研究群・学位プログラム名
物理学学位プログラム システム情報工学研究群
情報理工学学位プログラム
応用理工学学位プログラム
物性・分子工学サブプログラム
人間総合科学研究群
フロンティア医科学学位プログラム

 

一定期間内に二つの学位を取得することは容易ではありません。希望する場合には、博士後期課程の専攻の連絡先教員(募集要項に掲載)まで予め相談し、説明を受けた上で、申請をするようにしてください。
申請する場合は、「デュアルディグリープログラム申請書」用紙を受領し、指導予定教員の署名を得て、学生募集要項に記された出願資格認定審査の期日までに数理物質エリア支援室大学院教務まで提出してください。

審査の上、デュアルディグリープログラムが認められる場合には「デュアルディグリープログラム履修許可書」を交付しますので、その写しを出願書類に添えて教育推進課大学院入試担当まで提出してください。(博士後期課程・博士前期課程の同時出願の場合は、それぞれの出願書類に添付してください。)提出をもって博士前期課程の検定料は不要になります。

プログラムの適用にあっては、所定の入学試験に合格し、入学手続を行なう必要がありますので、ご注意ください。

なお、本プログラムの趣旨により、博士後期課程・博士前期課程の同時出願の場合、博士後期課程が不合格の際には、博士前期課程も不合格となります。

また、入学試験に合格した場合、博士前期課程の入学料及び本プログラム適用期間の授業料は、不要になります。