2025年度第9回「数理物質系学際セミナー」のご案内

2025.11.11

イベント

数理物質系学際セミナーの概要

数理物質系では、2022年10月より「数理物質系学際セミナー」を新たに開始しました。本セミナーは、系内の多様な研究内容を共有することで、学際・領域を超えた新しい研究の芽を育てることを目的としています。

 

今年度からは、ランチョンセミナー形式で開催します。軽食を取りながら、リラックスした雰囲気で研究交流を図ることを目指しています。

お茶やソフトドリンクをご用意していますので、お弁当などはご自身でご持参ください。研究内容に限らず、ちょっとした話題でも構いません。気軽に参加できるオープンな雰囲気を大切にしていますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

 

2025年度第9回数理物質系学際セミナーのご案内

 

開催日時

2025年11月17日(月) 11:35開始12:10終了(35分間)

 

プログラム

 

講演者:松石 清人 教授(物質工学域)

司会:山本 洋平 教授(物質工学域)

タイトル:金属ハライドペロブスカイト半導体の基礎物性評価を土台とした光電子材料開発

私たちは、外場によって容易に物性制御ができる光電子機能性材料として、有機無機複合系金属ハライドペロブスカイト半導体に着目し、その光・構造・超高圧等の基礎物性を長年研究してきました。次世代太陽電池として実装試験が進んでいるペロブスカイト太陽電池の材料もこの物質群に含まれます。本講演では、まず私たちが注目してきた、一連の鉛ハライド有機無機複合系ペロブスカイト半導体(0~3次元構造)について紹介します。次に、最近の私たちの非鉛系ペロブスカイト半導体の基礎物性研究から、圧力誘起による変調構造に由来した長周期構造の出現とそれによって誘起される特異な光応答について紹介します。さらに、非鉛系ペロブスカイト太陽電池におけるcoadditive技術を使ったデバイス性能向上についてお話します。

 

実施方法と参加対象者

会場での講演をzoomで同時配信するハイブリッド方式で行います。参加費用は無料です。原則として、どなたでも参加できます。ただし、参加人数の上限を超えた場合には、参加をお断りする場合があります。

 

セミナー会場

総合研究棟B棟 112室(ハイブリッド配信あり)

 

お申し込み方法と締め切り

・数理物質系および関連センターの構成員(教員と学生など)

直接 (Garoon掲示板、TWINS、メール等で)案内とzoom リンクを通知しますので,登録なしで自由に参加することができます。

・系外および学外の参加希望者

Googleフォームで事前にお申し込み下さい。参加申し込みの締め切りは11月13日(木)です。お申し込みされた方には、11月14日(金)までに、登録メールアドレスにzoomの接続情報をお送りします。

Zoom参加の際の注意点

・名前表示を「所属 氏名」で設定してください

・セミナー開始10分前を目安に、参加用URLに接続してください

・基本的に参加者は、ビデオ=オフ、マイク=ミュートとしてください

 

お申し込み先

https://forms.gle/FwmNCgC1Rb88jRas6

 

お問合せ先(Zoomアクセスの際の不具合時など)

数理物質エリア支援室総務担当(担当:木内)

E-mail: suurisoumu(at)un.tsukuba.ac.jp

※ (at) は @ に置き換えて下さい

Tel:029-853-5621

関連資料

第9回学際セミナーポスター

関連リンク

数理物質系学際セミナー